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2011年12月14日

美の滋賀アールブリュット「ぴかっtoアート展」

(12月11日の朝刊より引用)

障害者による公募作品展

「ぴかっtoアート展~それぞれのカタチ~」が

草津市新浜町のイオンモール草津2階で開かれている

昨年パリで開かれた「アールブリュットジャポネ」が

好評だったことなどを受け 県や福祉事業所 障害者団体などが企画

選ばれた県内の72点(平面47、立体25)の作品を展示

12月18日まで(会期中無休) 午前10~午後8時 入場無料


写真は滋賀県発行の関連パンフレット

美の滋賀アールブリュット「ぴかっtoアート展」

(パンフレットより引用)

アール・ブリュットとは

「加工されていない生(き)のままの芸術」というフランス語です

画家のジャン・デュビュッフェが1945年に考案した言葉で

それまでの美術や教育の流れからははみ出し

美術的なスタイルからは何の影響も受けていない

全く個人的かつ独創的な方法でつくられた絵画や造形のことをいいます

ジャン・デュビュッフェは「これこそ人がつくる本当の意味での芸術だ」と価値付け

以来欧米では多くの作品が見出され収蔵されてきました


日本にも アール・ブリュットと言える作品は

ずっと以前から存在していました

みなさんご存知の山下清などは

1938年に美術雑誌で取り上げられたこともありましたが

それは「障害児美術教育の方法」としての実践例の紹介に留まっていました

つまり アール・ブリュットの視点を持った価値観は

未だ存在していなかったのです

美の滋賀アールブリュット「ぴかっtoアート展」

アール・ブリュットは日本でも近年注目されるようになり

現在では全国各地で作品が発見され 多くの展覧会も開かれるようになってきています


変化の激しい今の時代の中で

人々がアール・ブリュットに心を寄せるのはなぜでしょう?

それはきっと 「私の中にしかない私だけの世界」が持つ ゆるぎない強さです


その作者たちは 知的障害や精神障害のある人であったり

無名の老人であったりします

彼らは声高でなく ささやかな方法でありながら

揺るがない自分を表現し続けています

誰かに見せる目的でつくったわけではないにもかかわらず

多くの人々の心を揺り動かしてゆくのです


この冊子で アール・ブリュットの魅力とゆっくり出会ってください

本当は私たち誰もの中にある表現の喜びが

深く揺さぶられるかもしれません

(パンフレットより引用)


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