安土町と阿久根市と

タキシス

2010年03月17日 18:29

「顧客の満足度は、従業員の満足度から」と思っている

顧客満足度(CS)の向上は、企業の競争力強化に不可欠なものですが、
そのCS向上に大きな影響を与えると考えられているのが「従業員満足度(ES)」


住むまちのことを考えると、顧客は住民かな?
「住民の満足度」はどうだろう


同じ県内にある「安土町」

2008年以降、紙面をにぎわせている (報道のみの情報のため悪しからず)

知る範囲では、この1年間(半年間かな?)で、2回も選挙を行った。

1つ目は、2009年10月4日首長の出直し選挙。合併を進める町長に対するリコール成立を受けて、合併反対派が当選。

もう1つは、2010年3月14日町議の出直し選挙。住民による町議会解散の住民投票請求がなされ、解散賛成が過半数。即日町議会解散を受けて、反対派が多数当選。解散前とは議会の構成が逆転した(賛成派4人、反対派6人)


しかし、両方の選挙以前(7/31)の総務省告示で、合併は確定していて、
町議会で「合併停止の決議」があっても、合併の効力に影響を与えることはない。とのこと
(どうやら、今朝(3/17)の朝刊を見ていると「合併停止」決議があったらしい。)

背景は知らないし、分からないが、
住民のまちへの「想い」や、実践した「活動」は素晴らしいと思う。

ただ、結果が「合併の効力に反映されないのが分かっていた」と考えると、評価は難しいと思う。


まず、選挙に関して
投票率は62.91%(有権者数9806人、投票者数6169人、投票しなかった人3637人)

合併反対派である「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」が
推薦した7人の獲得票数3242票(52.55%)
それ以外の人の獲得票数2876票(46.62%)、(無効50、その他1)

その差366であった


ここからは、たらればの話であるが、

「もう結果が分かってるからええやん」「なんも変わらへんねやろ~」と思って、
投票しなかった人がたくさんいたとすると、選挙の結果は違うかったかもしれない・・・


次に、お金の話
1回の選挙実施にかかる費用(人口などによって異なると思うが・・・)
安土町ぐらいの人口で約1000万円と仮定する。

2回の出直し選挙で、約2000万円(もちろん税金である)が、
合併の効力に影響を与えない選挙に使われたこととなる。



しかし、活躍する住民の姿がよく見える。
役場で働く従業員の満足度(モチベーション)は、どうだろうか?
合併後の新市の顧客満足度に影響を与えなければ良いと願う


一方、同様に紙面をにぎわす「阿久根市」(報道のみのため悪しからず)
竹原市長の行動を巡っては市議会との間で対立が続いているとのこと

2009年
2月6日に市議会が全会一致で不信任を決議し、これを受けて市長は議会を解散
3月22日に行われた市議会議員選挙の結果、市長派5人、反市長派10人が当選
4月17日に招集された市議会において、再度の不信任案が可決され、市長は失職
5月31日に行われた出直し市長選で、562票差で竹原前市長が再当選

2010年
3月現在も市長の姿勢を巡って混乱が続いている
議会に出席しなかったり、給与未払いで市の口座を差し押さえされたり、
こちらはこちらで大変のようだ

住民の姿がよく見える「安土町」と異なるのは、市長の動きしか見えないところ
(報道のみのため悪しからず)
住民はどのように感じているのだろうか?ただ、出直し選挙で竹原市長を推したのは間違いなく住民


職員も、職務と市長指示との間で板ばさみとか・・・


仕事について(冒頭のとおり)
やりがいを持って仕事に取り組める風土が醸成されて初めて、
従業員は顧客へのサービス向上に取り組む意欲を持てると思う。


住民が選んだ市長の姿勢により、職員(従業員)は満足度を得られているだろうか?

「職員の満足度」は、つぶさに「住民の満足度」に直結すると思っているのは、私だけかな?

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