(今日は、
京都新聞からの引用です)
守山市PRキャラクター もーりー (ほたるの妖精)
持ち運びでき、農作業がしやすいイチゴの栽培方法を
JAおうみ冨士(滋賀県守山市)と草津市の種苗販売会社が開発した
外出が難しい高齢者や障害者の施設などに持ち運んで気軽にイチゴ狩りを楽しんでもらったり
農産物のイベント会場などで展示することもできるといい、守山イチゴの栽培の新たな手法として普及を目指す。
守山市内では、特産のメロンの収穫が終わる夏以降のイチゴ栽培が盛んだったが、
病気にかかりやすいなどの問題があり、近年は栽培農家が減っている
そこで、栽培しやすくメロン収穫後のビニールハウスでも可能なイチゴ栽培の方法を開発しようと
2013年夏ごろからJAおうみ冨士の訓練用ハウスで試験を始めた
開発した方法は、イチゴの苗を直径15センチのポットに一つずつ植えていくやり方
イチゴは栄養を与えすぎると実が付きにくく糖度も下がるが、
ポットだと土の量が限られるため露地栽培より肥料や水の量を調整しやすく、管理が容易だという
ポット6個をトレーに乗せて1セットにした
トレーを連結させることで、イチゴの栽培面積を増やすことができる
トレーは50センチほどの台の上に乗せるため、しゃがみこまずにイチゴを収穫できる
農協や直売所への出荷用だけでなく、小規模栽培の家庭菜園向けにポットやトレーを販売することもできる。
試験栽培では、5種類の品種を栽培しているが、順調に生育し、1月下旬ごろから収穫ができるという。
JAおうみ冨士ファーマーズマーケット「おうみんち」の新野三代司店長(54)は
「作業しやすいので、既存農家だけでなく、新規就農者も取り組みやすい。
栽培農家を増やし、再び守山イチゴを盛り上げたい」としている。
タキシッス